外反母趾の骨の変形
外反母趾になってしまう原因
外反母趾はなぜなってしまうのでしょうか。外反母趾は、特に女性に多く見られる症状です。その原因の中で一番大きな原因と言えば、遺伝です。外反母趾になった方の約80%の人が、家族にも外反母趾になった方がいるとの結果が出ています。
つま先の細いハイヒールを履いたり、長時間窮屈な靴を履いている事も、外反母趾の原因になる場合があります。
外反母趾の骨の変形について
外反母趾になると、骨が変形されてしまいます。
足の付け根にはタコが作られてしまい、そこを中心に痛みが生じます。親指付け根の内側の突起部が、靴などにすれて腫れてしまい、赤みを伴う事もあります。ここには多くの神経が通っているために、骨が変形してしまうと、しびれの原因にもなります。
足のバランスも崩れてしまうため、身体のバランスも低下につながり、肩コリやむくみ、頭痛が発生してきてしまいます。
外反母趾はどうやって治せばいいの?
外反母趾になってしまうと、親指だけ外へ動かそうとしても、なかなか動かす事ができません。そのため、足趾全体を外側へ向けるよう、5~10秒ほど力を入れてみてください。
この時、親指の外側にある筋肉を意識してみましょう。
はじめは動かないかもしれませんが、筋肉が収縮している事が不可欠です。
タオル寄せ運動や指の屈伸運動もイイ
椅子に座った状態で、足の下にタオルを一枚縦方向にしきましょう。
そのタオルを足の指を使ってたぐり寄せるのも、骨の変形を回復するのに役立ちます。脚の指でビー玉を拾ってみると、指の屈伸強化につながり、外反母趾の改善に役立ちます。
実際にできるかできないかは別として、力を入れてやろうとする事が大切です。