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開張足

みなさんは、足の指で「グー・チョキ・パー」ができますか。ちゃんとできるようなら、足の指が正常に機能しています。しかしできなければ、開張足を発症している可能性があります。
開張足(かいちょうそく)…足裏の縦アーチが低下している症状を偏平足というように、足裏の横アーチが低下している症状を開張足といいます。
実は、開張足は外反母趾と密接な関係があります。
何故なら、外反母趾が進行することで開張足を引き起こす場合が、圧倒的に多いからです。
足本来の機能を十分発揮することができなくなってしまった開張足によって、足の様々な部分に変調を引き起こすことになります。特に足裏・中足の筋肉や靱帯、及び皮膚や皮下組織が萎縮/肥大を引き起こします。さらに開張足による疲労・蓄積が重なり、関節や筋肉がこわばる…あるいは硬直することさえあるのです。
そして、外反母趾の合併症で発症する開張足によって、さらなる合併症が発症する場合もあります…内反小趾・浮き指・足裏の胼胝(たこ)・うおの目・中足骨疲労骨折・中足骨骨膜炎…
そのような症状を発症する開張足には、どのような治療方法があるのでしょうか。

まず、足裏のトラブルに欠かすことができないテーピング・サポーター・包帯などを使って、足の中足部分を締め付けます。そうすることで、筋力が低下(=萎縮)した横アーチを矯正します。

真っ直ぐに立った姿勢で、つま先立ち状態になります。そして、ゆっくり踵を上げ下げする運動をします。この運動をすることで、後脛骨筋・腓骨筋群の筋力を鍛えます。
通常、後脛骨筋・腓骨筋群に正常な筋力があれば、足裏の縦アーチ・横アーチもきれいなカーブを描きます。しかし後脛骨筋・腓骨筋群の筋力低下(=萎縮)によって、外反母趾はもとより偏平足・開張足等々といった、足裏の様々なトラブルを発症してしまうことになります。

足のトラブル経験者であれば、誰でもわかることです…先の細い靴やハイヒールを履かない/小さい靴は当然のこと、大き過ぎる靴も履かない…どちらにしても足指の圧迫が、最も悪い状態であるのはいうまでもありません。ジャストサイズの靴/中敷を入れる等々、足指が靴の先へずれないようにすることが重要です。
そして開張足の場合も、マッサージや指圧が効果的な改善を促進します。特に開張足の特徴の1つ=足指の関節可動域の減少→刺激を与えることで組織・筋力改善→足指本来の機能を回復することが期待できます。