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内反小趾

外反母趾を発症→合併症として開張足を発症…そして外反母趾+開張足を併発した場合、高い頻度で発症する足裏のトラブルがあります。
それが内反小趾です。

・内反小趾(ないはんしょうし)…外反母趾で親指の付け根が変形するように、足の小趾が足の内側に変形する症状をいいます。
(足の横アーチが低下してしまった多くの人に(=開張足)、発症します。)
内反小趾の大きな特徴として…
(1)ハイヒールを履かない年齢で内反小趾を発症。
(2)先の細い靴を履くことで、小趾が母趾側へ押されてしまい発症することが挙げられます。
また内反小趾を発症することで、小趾の付け根部分にタコ・魚の目…それが酷くなると、小趾の関節炎・変形性関節症を併発する場合もあります。
(1)に示したことが、内反小趾の内的要因であるとすれば、(2)に示したことが外的要因になります。

・内的要因…リウマチなどの疾患/歩く機会が減ることによって起こる筋力低下(=運動不足)等々が考えられます。また内反小趾の場合も、圧倒的に女性の発症率が高い状況にあります(女性:男性=14:1)。

・外的要因…上記で示したように、最大の外的要因はハイヒール(先が細い靴)です。
みなさんは、次の数字をご存知でしょうか…ヒールの高さが「3cm=1.3倍、4cm=1.6倍、5cm=1.8倍」…これは自分自身の体重×1.3倍、1.6倍、1.8倍の負荷を意味しているのです。つまり高いヒールを履き続ければ→どれほどの負荷が足指に掛かるのか、容易に想像できると思います。
~5cmのヒール×体重50kg→足に掛かる負荷は90kgにもなるのです~
これほどの負荷が掛かれば、内反小趾を発症しても何ら不思議ではありません。
では、どのようにして内反小趾の治療に取り組めばいいのでしょうか。
実は、内反小趾は外反母趾以上に厄介な疾患だといわれています。何故なら小趾であるが故、かなりのテーピング技術を持っている専門医でなければ、矯正効果が上がらないからです。そう考えれば、靴の専門家:シューフィッターの役割も非常に重要になります。例えば特殊なパットなどを使用することで、自分自身に合った(=小趾が内側に押されない)靴を施行してもらうのも1つだと思います。
もちろん整骨院・整体院などの施術によっても効果は上がりますが、徹底した靴の改善が同じように効果を上げている事実を忘れてはいけません。