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外反母趾~運動療法~

外反母趾の原因を探っていけば…「足裏の靭帯(中足靭帯)・筋肉が衰える」ことが、発症の一因になっていることがわかります。つまり足を鍛えることが、外反母趾の治療&予防にとって絶対条件でもあるわけです。ここでは、4種類の運動療法について詳しく触れてみたいと思います。

○ホーマン体操…
外反母趾=ホーマン体操といわれる程、浸透している運動療法です。まず、幅の広いゴムバンドを用意します。床に座って、両足を前方に投げ出してください→両足の親指にゴムバンドをかけます→踵を揃え、足先を左右に開いてゴムバンドを伸ばします…この状態を5~10秒キープしてください(1クール=30回)。外反母趾が発症し始めると、靴を履いて歩くだけで症状は進行します。外反母趾の進行を抑えるためにも、ホーマン体操を毎日続けることが重要です。

○運動療法…
外反母趾の運動療法の場合、「親指付け根部分の拘縮の予防と除去」が大前提にあります。最も簡単&効果的な方法…それは、自分自身の手で足の親指を内側に曲げることです。それと同時に、親指の爪が上を向くようにねじってください(=爪自体が内側にねじれているため)。準備運動として、リズミカルに痛みを伴わない程度から始め、ギリギリ痛みが我慢できる力で5秒間キープ…矯正位を保ってください。

○親指の運動…
もちろん上記で触れたホーマン体操・運動療法も、外反母趾を改善することができる療法です。しかし、弱ってしまった親指の筋肉を強化する療法ではありません。親指の運動…それは親指の筋肉:母趾外転筋を鍛えることで、親指を元の状態に戻すことです。親指を外転させることで(外転=親指を内側に曲げること)、母趾外転筋は鍛えられます。見た目以上に難しいため、足の指全体を使って5~10秒、力を入れ続けてください。

○足の運動…
足の裏の筋肉・靭帯が弱くなる→横アーチ・縦アーチが崩れる→これも外反母趾の原因の1つです。さらにアーチの崩壊は、扁平足・開張足の原因にもなります。これらに言えること…それは足の裏の筋力の低下です。足の指でタオルをたぐり寄せる・ビー玉/パチンコ玉を指で挟んで持ち上げる…こうした足指の開閉運動をすることが筋肉・靭帯を強くし外反母趾・扁平足・開張足の治療&予防に繋がります。
このように4種類の運動療法は、外反母趾の治療&予防に効果があります。しかし症状が進行している場合(末期症状)…つまり親指が自力で元の状態に戻らない/あまりにも痛みが激し過ぎるのであれば、治療院できちんとしたケアを受けることが必要です。