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外反母趾~薬物療法~

外反母趾の治療方法には、様々な種類があります。

運動療法…基本的に軽度の外反母趾で、それ以上の悪化を防ぐための治療方法です。
手術…外反母趾の末期症状で、最後の手段として行われます(=根本的治療)。
そして、今回取り上げる薬物療法…今現在、外反母趾の炎症による痛みを鎮めることができる対症療法です。

では対症療法としての薬物治療には、どのような種類があるのでしょうか。
外反母趾の薬物療法には、「外用薬」「内服薬」があります。
そして外用薬は、「貼り薬(湿布薬など)」「塗り薬」に分類されます。
貼り薬の場合、温湿布・冷湿布があります。効果は「外反母趾の炎症鎮痛作用」なので、どちらの貼り薬を選んでも問題ありません。ただし塗り薬と違い、靴が履きにくくなる可能性があります(=外出しにくい)。
塗り薬の場合、軟膏・クリームに分類されます。
(軟膏とクリームの違い…有効成分を溶かし込んでいる基剤によって分けられます)
軟膏=皮膚に対する刺激性が少ない/クリーム=皮膚への浸透性が優れていて、べとつかない…軟膏もクリームも靴を履く/外出をする際、邪魔になることはありません。しかし、貼り薬と違い2~3時間しか効果がありません(貼り薬は約1日、効果が持続します)。結局、1日5~6回、何度も塗らなくてはなりません。
上記で明記した貼り薬と塗り薬の効果を考えた時(メリット・デメリット)、外反母趾の炎症を鎮静するために、貼り薬と塗り薬を上手く併用することをお勧めします。
(例えば靴を履く昼間の時間帯は塗り薬を…就寝中は貼り薬を…)
次に内服薬です。
基本的に内服薬の場合、処方されることが少ないといえます。何故なら、炎症を鎮静化するために外用薬を処方するからです。仮に内服薬が処方されたなら…それは、かなり強い痛みを発症している時に限られます(=服用期間も制限されます)。
また、注射も同じことがいえます。
ただし、例外的な場合もあります。親指の内側を押した時、ジンジンするような痛みに襲われる時だけ、ステロイド系の局所注射を打つこともあります。
外反母趾における薬物療法は、炎症を抑える即効性にあります。痛みが治まらなければ、何をするにしても痛みが気になり、集中して物事に取り掛かることもできません。
それ故、「親指の付け根に痛みを感じた」ならば、すぐに治療院で診察を受けるべきです。
早期発見・早期治療…薬物療法と運動療法を併用→そうすれば、外反母趾の悪化をくい止めることができます。